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泌尿器・人工透析のおはなし


尿路結石症

尿路結石症とは

 腎臓内で尿の成分が結晶化してこれらが核になり結石が形成されます。結石は腎臓内にあるときには腎結石とよばれます。結石が腎内にあり動かないときには多くは無症状です。結石が腎より尿管内に下降すると尿管結石となります。尿管に下降した結石は小さいものでは自然に尿中に排石されますが、大きなものでは治療の対象となります。


症状

 狭い尿管に詰まることにより、突然結石がある側の背中から下腹部にかけての激しい痛みが生じます。肉眼でわかる血尿をともなうこともあります。

診断方法

 特徴的な症状により疑われます。肉眼でわかる血尿がないときでも尿検査で血尿がみられることがほとんどです。超音波検査で尿管結石で尿管がつまって腎臓が腫れている水腎症がみられます。腹部のX線検査で尿管の走行に一致した影がみられます。最近はマルチスライスCTが普及したことにより結石の存在、水腎症の有無などが一度に判断可能で結石の診断の第一選択としておこなわれています。

治療方法

ESWL(みはま病院のみ)

 5mm以下の結石は自然排石されるものが多いので、痛み止めなどいたみをしのぎながら排石を待ちます。10mm以上の結石は自然排石が期待できないので積極的治療の対象となります。5~10mmの結石は直ぐに排石されるものから積極的治療が必要なものまで様々ですので、症状、結石の下降の速度、尿路の閉塞の状況などを勘案しながらの治療となります。
 現在行われる積極的治療には、体外衝撃波尿路結石破砕術(ESWL)と内視鏡による砕石治療があります。
体外衝撃波尿路結石破砕術(ESWL)は体外で発生させた衝撃波を体内の結石に収束させて結石を破砕するものです。破砕された結石は尿管から膀胱を経て自身で排石されます。
内視鏡による治療には尿管鏡を尿道より尿管内に挿入し結石を砕石する経尿道的尿管砕石術と腎臓に皮膚を経由して内視鏡を挿入する経皮的尿路結石除去術があります。