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慢性腎臓病(CKD外来)



受付・診療時間

診療時間
日・祝日
午前

受付時間8:30 ~ 11:30
診療時間9:00 ~ 終了

日・祝日

:土曜日は第3週のみ診療があります。


担当医師

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日 日・祝
鷲田 千種 × 高橋(第1・3・5)
大橋(第2・4)
× 大橋(第3) ×

慢性腎臓病(CKD)とは?

慢性腎臓病(CKD)とは、腎臓の働きが徐々に低下していく様々な腎臓病の総称です。現在、腎不全と呼ばれる腎機能が低下している患者さんの数は、世界的にも増加しており、日本では、約1330万人と推計されております。これは成人の約8人に1人に当たります。
CKDの発症や進行には、高血圧、糖尿病、脂質異常症等の生活習慣病が関係するほか、肥満、食塩の過剰摂取、過度の飲酒、喫煙などの生活習慣が深く関与しています。
CKDを治療せずに放置したままにしておくと、腎不全となり、人工透析が必要になります。
また、CKDの患者さんは、脳卒中や心筋梗塞といった、心血管疾患をおこすリスクが非常に高いことがわかっています。このような状況から、CKDは新たな国民病として認識され、厚生労働省や日本腎臓学会が中心となり、予防、啓発に力をそそいでいます。
一方で、CKDは医療の進歩により、生活習慣の改善や早期から適切な治療を受けることで、CKD の発症や末期腎不全への進行を減らすことができる疾患となっています。多くの皆様にCKDを知っていただくとともに、CKDを発症させない生活習慣づくりに努め、CKDを早期に発見し、発見したCKDを重症化させないことが私たち専門医の務めと考えます。
当院では、検尿異常をはじめとし、CKDと診断された後も、その進行抑制のための治療を行っております。適切な管理を行うことで、透析に入るまでの期間を延ばすことは十分可能です。
当院には管理栄養士、薬剤師がおり、腎不全進行抑制のための食事指導、服薬指導を行っております。指導も1度きりではなく、ご家族を含めわかるまでご説明させていただいております。腎不全になると、今までは普通に飲めていたお薬も、減量が必要になったり中止しなければならなくなったりすることがあります。他院から処方のお薬もすべて拝見し、減量、中止、他剤への変更等ご説明いたしております。
残念ながら治療の甲斐なく末期腎不全となり、人工透析が必要となった場合でも、適切な時期にシャント作製、透析導入を行うことで、安全に透析導入ができ、その後の予後の改善につながります。透析が必要な時期になりましたら、患者さんだけでなく、ご家族にも腎不全、透析についてのご説明をし、透析に関する知識の向上、精神的なケアにも努めております。

主な疾患・検査・治療方法

主な疾患

検尿異常のほか、主に慢性腎不全の原因となる、糖尿病性腎症、腎硬化症、慢性糸球体腎炎、多発性嚢胞腎、膠原病に伴う腎不全などを扱っています。

検査

採血検査にて、腎機能のみならず、電解質の異常、貧血の有無、その他の臓器異常の有無を調べます。
3-4か月に1度、血液ガス分析にて、患者さんの体の酸性・アルカリ性のバランスを調べます。検尿・尿沈渣にて、蛋白尿や尿潜血の増減を調べます。
基本的には年1回、必要時随時
腹部超音波検査にて、腎臓の大きさ、形態異常を調べます。
胸部X線検査にて、肺水腫、心拡大、うっ血性心不全の有無、胸水貯留の有無などを調べます。
蓄尿検査にて、患者さんの現在の腎機能、1日蛋白量、塩分やカリウム摂取量などを調べます。
心臓超音波検査にて、心機能の評価、弁膜症の有無を調べます。
頸動脈超音波検査にて、頸動脈の狭窄の有無、動脈硬化の程度を調べます。
CAVI・ABI検査にて、慢性閉塞性動脈硬化症の有無、動脈硬化の程度を調べます。

治療

  • 腎機能悪化防止のために必要な生活習慣の改善についての説明
  • 栄養士さんからの腎不全食についての説明
  • 腎不全進行を遅らせるための処方
  • 禁煙(禁煙補助薬の処方)
  • 必要時シャント作製、透析導入
  • 初診の方へ(CKD外来)


<マイナンバーカードについて>
当院では、マイナンバーカードが健康保険証として利用できます。詳しくは、以下の案内をご覧ください。