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みはま病院の腹膜透析について

腹膜透析の取り組み

みはま病院は腎不全治療の専門病院として、血液透析と腹膜透析の透析療法が選択できます。
腹膜透析(PD)は在宅で行う透析療法で、自分の体の中の腹膜を利用して血液を浄化します。

「CAPD」と「APD」

腹膜透析は、「CAPD」と「APD」の2種類があります。
「CAPD(連続携行式腹膜透析)」は、透析液バッグの交換を日中に数回行います。
「APD(自動腹膜透析)」は、寝ている間に機械で自動的に行います。

【CAPD】1日数回バッグを交換する

【APD】寝ている間に治療する

腹膜透析のメリットとデメリット

【腹膜透析のメリット】
・毎日緩やかに透析するため、残っている腎機能を長く保つことができ、体の負担が少ない。
・毎日緩やかに透析するため、体に滞るカリウムの量が少なく食事の制限が少ない。
・通院が月に1~2回程度と少なく、生活の自由度が高い。

【腹膜透析のデメリット】
・毎日透析液の交換が必要。
・残腎機能が落ちて腹膜の働きが低下すると、血液透析への移行が必要になる。
・自宅に腹膜透析液を保管するスペース(畳一畳分)が必要(1箱10kg、1ヶ月に20~25箱使用)。

スムーズな導入をチームで支援

患者さんご自身にあった透析療法を見つけるために「腎代替療法選択外来」で丁寧に説明します。
透析療法について迷う場合は、2泊3日の「療法選択入院」で血液透析と腹膜透析を模擬体験していただけます。
腹膜透析の導入は3週間程度の入院で行います。カテーテルの留置、バッグ交換や栄養、薬等の説明を行います。
退院後に医師と看護師がご自宅に伺い、ご自宅での療養について確認します。
月に1~2回程度の外来通院で、透析液の調整等を行います。
スムーズに在宅での治療に移行できるよう医療チームがサポートします。
詳しくは外来時にご相談ください。

腹膜透析に関する検査

腹膜機能検査(Fast PET)

腹膜機能の状態を把握するために6ヶ月~1年に1回、腹膜機能検査を行います。
腹膜機能の状態を見て、透析液の種類や交換回数などを調整します。また、腹膜透析を継続できるかどうかの検討をします。

透析患者さんの社会復帰を支援

腹膜炎などの症状があるときは、24時間問い合わせに対応しています。
ご自宅での腹膜透析を支援する訪問看護ステーションを必要に応じてご紹介します。
障害者手帳の申請や介護保険の申請など、社会保障制度のご紹介をします。
地域のサポートとつながりを持ち、患者さんの社会復帰を支援します。